映画について

 

「目を逸らさずに、とにかく今起きてることに立ち向かうことを示した映画。動くことで何か次の光が見えてくる」  

 

 「全く野生動物に興味のない方々にも見てほしい。でも、そういった方が受け止められる内容かはわからないです」

 

 「ビジュアルによって伝えられる内容は衝撃的で、生々しい分だけ訴える力も強いと思う」

 

  「映画の冒頭から最後まで、生命の尊厳の観点からは、180度対極の考えを持つ人々が

数多く存在する現実の中で、どこから手をつけるべきかと、途方に暮れた自分がいました。

この映画の制作者たちが、自身たちの身を危険に晒しながらも、人間の闇の部分を浮き彫りにするため、

当事者に果敢にアプローチし、カメラを回し続けたことに敬意を表します」

 

   

「《目を見て距離をおき敬うこと、それが人の道である》、
肉食獣は野生の心であるという言葉が心に残った」

  

「ライオンにフォーカスするのは、希少性からか、シンボル的な人気動物だからなのか、疑問に感じました」 

 

 「南アフリカに住んでいた頃、リンポポ州のライオン飼育施設に遊びに行って、

ケージの中でライオンと一緒に記念撮影をしたり、 一緒に散歩をしたことがあります。

あれもライオンの虐待に加担することの一つだったのでしょうか。 

映画を拝見し、自分の思いの至らなさに複雑な気持ちになりました」

 

「初期の段階で止めなかったがゆえに難しくなったとの話。覚えておきたいことだと思いました」

 

「映画の中で聖書に人間至上主義の部分があると知った。

 その解釈をしかるべき立場の人が正しく解き直して伝えて教育してほしい」

  

 

「当事者に対する眼差しがなるべく中立であろうとする、相手の意見を聞く割合の多さが印象的だった。

実際に、非難すべき行動であっても堂々と語っている人の意見にのまれそうになることもあり、

自分自身どう思うかを考えながら見ることが出来た」

  

 「缶詰ハンティングやトロフィーハンティングの利益を守ろうとする人たちの強引な理論を映画の中で、

 とても丁寧に一つ一つ説明されていたのが最も印象的でした」

 

 「何よりも虚心坦懐に事実を知ることが大切だと思っているので、この映画は信頼できる素材だった」