ご感想コメント

2022年3月に開催しましたプレミア上映会にて寄せられたご感想です(アンケートより抜粋)。


 

  「人と人の間も、人と動物の間も、人と自然界全体との関係性でも、

お互いの特性を知り合うこと、関心を持つこと、尊重すること、尊厳と距離を守ることを、願い、祈りたい」

 

「救いようがない人間の本性が露わで、絶望を通り越したすがすがしさというか・・・やっぱり真実って大事なんだなと思った。

ぎりぎりのぎりぎりまで真実を伝えようとしてくれているという意図が伝わった」

 

「人間がより楽に、効率的に、安価に、を求めて、どんどん良くない方向に行っていることに危惧を感じます」

 

「人は様々な技術や物を持っているけれど、それにより自然界を好きなようにして良いのではなく、

豊かな自然のバランスの中で生かされているのだということを、一人一人が感じて欲しい。

貴重な種の命は、我が物にするよりも自然に返すことの方が尊い行動で、難しい行動だと、ハンターに知って欲しい。

人の技術を使って、百獣の王を倒しても、すごいなんてことはない。と少しでも多くの人々に伝えていきたい」

 

「ショッキングな凄まじい映像ではあったのですが、ちゃんと凝視できました。

制作者のみなさんが扇情的なところに立っていないからだと思いました」

 

 「日本人は現地にハンティングに行こうと思う人はそれ程いないだろう。

むしろハンティングをしてるということも知らないだろう。なので、この現実を知ってもらい、事実を知ること、

そしてもしライオンを育てるボランティアに行きたいという人がいたら、それに参加することは、

回り回ってライオンを殺す一助となることを知らせることができると思う」

 

「無邪気な無知の気持ち悪さ。人が育てた動物が野生で生きられないということは、専門家でなくても知ることのできる知見」

 

「追い詰めて、銃口で狙って、痛い思いと恐怖を味会わせて殺す。

可愛がって育ててくれた人間が、そんな風に酷いことをすると思わせる、ライオンの人への気持ちへの裏切り。

そしてやはり、生きるためではなく、自分の喜びだけのために、命を奪うという行為は、いけないと思う」

 

「感じたのは、歴史の中で狂ってきただろう生命観。

まさにトロフィーハンティング正当化の発想は、”すべてお金のため”に奴隷をうみ、

植民地を広げてきた人類のなれの果てとして今また戦争をしていることの象徴に見えました」

 

「トロフィーハンターたちの背筋が凍るような言葉を聞くと、どんなに犠牲者が出ても銃規制の進まない米国の現状が重なります

 

「映画を観て数日経った今、《(動物であれ、人であれ)目の前の存在がありのままに生きることに対して、

できるだけ尊重していく》ことを心掛けることが、自分の出口であり、起こしたい行動かと思います。

そうしていくと徐々に、遠い国で行われている残虐なことにも変化が表れるのではないかと思います」

 

 

Photo © Dawie Jacobs